ホーム > 車いす対応型すべり台
(一財)日本消防設備安全センターによる型式認定を取得しています。
型式記号:スカイフロウ GL-R1K型 認定番号:たい-209-1号
・現在導入されている避難用タラップ、避難はしご、緩降機、救助袋、すべり台などの避難用設備では車いすの人が自力で地上まで避難することは難しく、必ず介助者の助けが必要でした。
・近年は火災時の避難だけでなく、豪雨災害や台風などで避難勧告や避難指示が出される機会が増えており、こういった緊急時に車いすの人が素早く地上まで避難できるすべり台があれば停電でエレベータが使えなくなっても避難所へのスムーズな避難が可能となります。
・この設備があれば避難行動計画に不可欠な避難方法や経路、避難時間、避難訓練などの策定が容易に行えます。
・既設のすべり台にも後付けで取り付け可能なタイプもありますので、ぜひお問い合わせいただきますようよろしくお願い申し上げます。
法人名:社会医療法人開愛会 様
工事名:(仮称)海風増築工事
型式:ST-0型
<従来の最上階乗込み部>
<車いす対応型の最上階乗込み部>
車いすからの乗込み
歩行可能な人も乗込み可能
<従来の途中階乗込み部>
<車いす対応型の途中階乗込み部>
車いすからの乗込み
歩行可能な人も乗込み可能
<従来の避難用すべり台の全景> <避難口・避難用通路>
GL-A1W型(3階用) ※バリアフリーとなっています
<従来の避難用すべり台乗込み部>
※車いすから自力では避難できません
※車いすの人は最低二人の介助者がいなければすべり台に乗り込めません
<動画解説:従来の避難用すべり台で車いすの人が避難する場合>
乗込み部
車いすで乗込み部に近づきます
車いすから乗込み部に足を置きます
乗込み部にお尻を乗せます
すべり台に乗込んで滑り降ります
<動画解説:車いす対応型すべり台で車いすの人が避難(最上階)>
乗込み部
車いすで乗込み部に近づきます
車いすから乗込み部に足を置きます
乗込み部にお尻を乗せます
すべり台に乗込んで滑り降ります
<動画解説:車いす対応型すべり台で車いすの人が避難(途中階)>
寝たきりの人でも、ベッドから毛布やシーツごと車いすに乗せて、車いす対応型すべり台ならそのまま避難ができます。
<既設途中階への取付前>
<既設への取付作業>
<既設への取付作業完了>
<動画解説:既設避難用すべり台の車いす対応型へ取付(途中階)>
これまでの避難用すべり台よりも車いす対応型すべり台となることで避難可能な人数が格段に増えます!
車いすからすべり台への乗り込み時間① | → 9~18秒/人 |
地上まですべり降りる時間② | → 4~5秒/人 |
車いすの人が地上まで降りる所要時間①+② | →13~23秒/人 |
避難能力の試算結果(2階から避難する場合) | →10分で26~46人が避難可能 |
<動画解説:避難時間の試算>